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【保存版】頒布会とは?導入メリットとECサイトでの活用ポイント

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定期的に新しい商品が届く「頒布会」は、近年ますます注目を集めています。本記事では、頒布会の基本や導入メリット、成功のポイントまで分かりやすく解説します。

サクッと理解!本記事の要点まとめ

頒布会と定期通販は何が違うのですか?

頒布会と定期通販はどちらも定期的に商品が届くサービスですが、最大の違いは「届く商品が毎回違うかどうか」です。頒布会は、毎回テーマや季節に合わせて異なる商品が届くので、ワクワク感や新しい発見が楽しめます。一方、定期通販は基本的に同じ商品を継続して届けるため、日用品や消耗品などに向いています。

頒布会を自社ECサイトで始めるメリットは何ですか?

自社ECで頒布会を導入するメリットは主に3つあります。
1つ目は、長期的に安定した売上を見込めること。頒布会は一定期間続く契約が多いため、事業計画が立てやすくなります。
2つ目は、お客様との継続的な接点ができ、ブランドや商品のファンを増やせることです。
3つ目は、新規のお客様の獲得やアップセル・クロスセルがしやすく、LTV(顧客生涯価値)の向上が期待できる点です。

頒布会を運営する際に必要なECシステムの機能は何ですか?

頒布会をスムーズに運営するためには、通常のECカートシステムよりも柔軟な機能が必要です。
たとえば、「コース登録機能」「自動受注・配送管理機能」「多様な決済対応」「会員管理・分析」「ステップメールや販促ツール」などが挙げられます。

事業者が頒布会を導入する一番のメリットは何ですか?

顧客のファン化を促進し、長期的な売上を確保できる点です。頒布会は飽きられにくく解約率が低い傾向にあるため、安定した事業基盤の構築とLTV(顧客生涯価値)の向上に繋がります。

頒布会を成功させるために、最も重要なことは何ですか?

顧客を惹きつける「商品選定」と「ストーリー設計」です。なぜその商品を選んだのか、どんな物語があるのかを伝えることで、単なる物販ではない特別な体験となり、顧客満足度が格段に上がります。

定期的に新しい商品が届く「頒布会」は、近年ますます注目を集めています。本記事では、頒布会の基本や導入メリット、成功のポイントまで分かりやすく解説します。


頒布会(はんぷかい)とは?その魅力

頒布会とは?

頒布会とは、あらかじめ決められた商品やサービスを、一定期間ごとに継続してお届けする販売スタイルです。食品・飲料(ワイン、コーヒー、フルーツなど)や生花、手芸用品、模型パーツまで、多様なジャンルで展開されており、最近ではサブスクリプションの一形態としても注目されています。

頒布会の魅力と市場背景

近年、「頒布会」がますます注目を集めていますが、それは単なる流行ではありません。消費者の価値観の変化と、それを裏付ける市場の確かな成長という、大きな追い風があるのです。
実際に、矢野経済研究所の調査によると、国内のサブスクリプションサービス市場は右肩上がりに成長を続けており、2023年度には1兆2,422億円に達する見込みです。さらに、2026年度には1兆5,000億円を超える規模にまで拡大すると予測されています※1

※1 出典:株式会社矢野経済研究所「サブスクリプションサービス市場に関する調査(2023年)」2023年11月24日発表

この巨大市場の成長を牽引しているのが、モノを所有する「モノ消費」から、サービスを通じて得られる体験や時間を重視する「コト消費」へのシフトです。
そして、この「コト消費」のニーズに、頒布会はまさに合致するビジネスモデルと言えます。なぜなら、頒布会が提供するのは単なる商品ではなく、顧客の心を動かす「体験価値」そのものだからです。
具体的に、頒布会は顧客に次のような魅力的な体験を提供します。

魅力@:日常を彩る「ワクワク感」と「特別感」
頒布会の最大の魅力は、「次は何が届くんだろう?」という期待感です。毎月、自分への贈り物が届くのを心待ちにする時間は、忙しい日常にちょっとした特別感と彩りをもたらしてくれます。

魅力A:世界が広がる「新たな発見」
専門のスタッフやバイヤーがこだわりを持って厳選した商品と出会えるのも、頒布会ならではの醍醐味です。自分ではなかなか選ばないような逸品や、知らなかったブランドを発見できる楽しさは、多くの利用者から高い支持を集めています。

魅力B:想いを繋ぐ「ギフト」としての価値
頒布会は、大切な人へのギフトや贈答品としても最適です。一度きりではなく、定期的に贈り物が届くことで、贈られた方には継続的な喜びを届けることができ、贈り主の想いを長く伝え続けることができます。

魅力C:続けるほど嬉しい「お得感」と「限定特典」
多くの頒布会では、継続購入による割引や、会員しか手に入らない限定アイテムといった特典が用意されています。長く続けるほどにメリットを感じられるため、顧客満足度を高め、長期的な関係構築に繋がります。
このように、頒布会は「体験」という付加価値を通じて顧客の心を掴みます。この強い顧客エンゲージメントこそが、安定した事業基盤と熱心なファンの育成に繋がる最大の強みなのです。

頒布会と定期通販の違い

「定期通販」と混同されがちな頒布会ですが、両者には明確な違いがあります。

項目 頒布会 定期通販
届ける商品 毎回違う(厳選・企画商品) 毎回同じ商品
契約期間 期間・回数が決まっている場合が多い 基本的に継続型
向いている商品 食品、飲料、嗜好品、趣味・体験型 日用品、消耗品、化粧品
主な利用シーン ワイン頒布会、季節のフルーツ、パーツ組立 水、ティッシュ、サプリ

頒布会は「体験」や「発見」の要素が強く、定期通販は「利便性」や「生活必需品」のイメージが強いのが特徴です。

頒布会の導入メリット

頒布会は、単なる定期販売にとどまらず、事業者にとってさまざまなメリットをもたらす販売手法です。継続的な顧客との接点を持つことで、ビジネスの安定化やブランド力の強化、新たな顧客層の開拓にも繋がります。ここでは、ECサイトで頒布会を導入することで得られる主なメリットをご紹介します。

長期的な売上と安定した利益

頒布会はあらかじめ契約期間や回数が決まっている場合が多く、長期的かつ安定した売上が見込めます。計画的な在庫調達や仕入れがしやすく、在庫リスクも減少します。

顧客ロイヤリティ・ファン化の促進

定毎回異なる商品や特別な体験を提供することで、ブランドに対する信頼感や愛着が高まりやすくなります。満足度の高いサービスは、顧客のファン化や口コミ・紹介による新規獲得にもつながります。

解約率が低く、継続率アップ

「毎月違う商品が届く」頒布会は、飽きにくく、解約率が低い傾向があります。顧客が「次は何が届くのか」を楽しみにするため、継続率が高く、アップセル・クロスセルのチャンスも増加します。

アップセル・クロスセルへの展開

頒布会でファン化した顧客には、特別セットや関連商品、ギフト提案などのアップセル・クロスセル施策が有効です。実際に頒布会顧客が他の自社商品も購入する事例は多く、LTV(顧客生涯価値)向上にも寄与します。

メリット・デメリット比較

事業者視点でのメリット・デメリット比較

視点 頒布会 定期通販
メリット ・顧客のファン化を促進しやすい
・飽きられにくく、解約率が低い傾向
・企画力次第で高付加価値をつけられる
・関連商品のクロスセルに繋げやすい
・需要予測が容易で在庫管理がシンプル
・売上見通しが立てやすく事業が安定
・運用がシンプルでオペレーションコストを抑えやすい
デメリット ・商品選定や企画に手間がかかる
・毎月商品が変わるため在庫管理が複雑
・合わない商品が続くと満足度が低下するリスク
・価格競争に陥りやすい
・マンネリ化による「飽き」で解約されやすい
・新商品を試してもらう機会が少ない

顧客視点でのメリット・デメリット比較

視点 頒布会 定期通販
メリット ・新しい商品との出会いが楽しめる
・専門家が選んだ逸品を手軽に試せる
・毎月届くワクワク感がある
・買い物の手間が省けて時短になる
・切らす心配がなく安心
・継続利用で割引などがありお得
デメリット ・好みに合わない商品が届く可能性がある
・単品で買うより割高になる場合がある
・商品が溜まってしまい、在庫過多になることがある
・同じ商品が届くためマンネリ化しやすい

頒布会を成功させる4つのポイント

頒布会を軌道に乗せるためには、ただサービスを始めるだけではなく、顧客体験や運用の質にもこだわることが重要です。ユーザーが安心して楽しく続けられる仕組みづくりや、効率的な運営体制を整えることが、成功のカギとなります。ここでは、頒布会を効果的に展開するために押さえておきたい4つのポイントを解説します。

商品選定とストーリー設計

頒布会の魅力を最大限に引き出すためには、商品選定と「なぜこの商品なのか」「どんな想いや物語があるのか」のストーリー設計が非常に重要です。単に商品を届けるだけでなく、「今回はどんなものが届くのだろう」とお客様が心待ちにできるようなラインナップを意識しましょう。たとえば、季節ごとの旬の食材や、地域限定の商品、テーマに沿ったセレクトなど、商品の背景や物語性を丁寧に伝えることで、体験価値が大きく高まります。商品に込めた想いや、生産者のこだわりなども紹介することで、ユーザーとの距離を縮めることができます。

柔軟な購入・解約フロー

頒布会を利用するお客様の安心感を高めるには、購入から解約までのフローをできるだけ分かりやすく、柔軟に設計することが欠かせません。申し込みページはシンプルで直感的なデザインにし、申込みやすさを重視しましょう。また、途中で解約したいというニーズにも配慮し、無理なく手続きできる仕組みを用意することで、利用者の不安を軽減できます。解約のハードルが高いとネガティブな口コミの原因にもなります。

定期配送・在庫管理の自動化

頒布会をスムーズに運営するためには、定期的な配送や在庫管理を自動化できるシステムの導入が重要です。発送スケジュールの自動管理や、在庫の変動に応じたアラート機能などを活用することで、人的ミスや手間を大幅に削減できます。また、定期購入機能が充実したECサイトを構築することで、顧客ごとの配送タイミングや注文内容の管理も容易になり、より多くのお客様に快適なサービスを提供できるようになります。

継続的なコミュニケーション

頒布会の満足度を高めるためには、定期的なコミュニケーションも欠かせません。「次回はこんな商品が届きます」といった案内メールや、SNSでの情報発信を通じて、お客様との接点を増やしましょう。限定キャンペーンや、会員だけの先行案内など、特別感を演出する工夫も効果的です。こうした継続的なコミュニケーションは、顧客ロイヤリティの向上やサービスへの期待感を高めるうえで大きな役割を果たします。

ECサイトで頒布会を導入するなら

頒布会は「毎回違う商品を、決まった会員へ、決まったタイミングで届ける」という特殊な運用が必要なため、通常のカートシステムでは対応が難しい場合があります。下記のような機能があるECシステムを選びましょう。

・コース登録・商品切り替え機能
・柔軟な受注・配送管理
・多様な決済(クレジット/後払い/コンビニ)
・ステップメール・会員管理・販促機能
・顧客分析・LTV最大化のためのCRM機能

ecbeingならば豊富な導入実績とサポート体制、柔軟なカスタマイズが可能です。事業拡大を見据えたスモールスタートもでき、将来的な拡張や運用サポートも万全。
これから頒布会を始めたい方は、まずはサービス資料をダウンロードして機能や導入事例を確認しましょう。

まとめ

頒布会は、「体験」や「発見」を通じて顧客のファン化を促進し、事業者には安定した売上・ブランド強化・LTV向上をもたらす販売手法です。成功には、商品・ストーリー設計、顧客体験、システム選定が重要です。
ECサイトで頒布会を導入したい方は、ぜひ当社のEC構築サービスをご検討ください。豊富なノウハウとサポートで、ビジネスの新たな可能性を支援します。

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この記事の監修者

株式会社ecbeing
塩見 駿介
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」・BtoB専用ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」をご導入いただいている企業のへの取材を通じて得た知識をもとに、EC構築・運用するうえで役に立つ情報や最新トレンド情報を発信。
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